서로-soro-(ソロ)
★活動目的★
- ・コリアにルーツのある人のピアサポート(情報提供、居場所づくり、相談事業)
- ・日本とコリアの次世代プラットフォームづくり(ブックカフェ事業)
서로-soro-(ソロ)=「お互いに、ともに」を表す朝鮮語です。
ソロは、 コリアにルーツのある人が互いに支えあい、安心して生きていくためのピアサポートグループ(ピアpeerとは仲間、ピアサポートとは同じ立場で対等に支えあう活動)です。
私たちは「同じ」であり「違う」、多様な個人どうしの繋がりです。国籍による権利状況や「ルーツ」に対する価値観の多様化だけでなく、ルーツ以外の属性、たとえば性別やセクシュアリティ、年齢、障害の有無、学生か社会人か、経済的事情、等によっても、生きづらさのリアリティが様々に異なります。同質性を確認するためのコミュニティではなく「人権」の観点から、互いの違いを知り、理解しようとするなかで、安心できる居場所をつくり、コリアにルーツのある人が、ありのままで尊重される社会を足元から作っていきます。
また、ソロが運営するブックカフェちぇっちゃりは、ルーツに限定せずどなたでも利用できます。オープンな読書会やイベントも時々開催します。ゆるやかに、日本とコリアの次世代プラットフォームを目指していきます。
「コリアにルーツがある人」とは?
※一般に、植民地支配を背景に朝鮮半島から渡日した人々を総称して「在日コリアン」や「在日朝鮮人」「在日韓国人」と呼びますが、自分は在日であるというよりも、「親が在日である」とか、「おばあちゃんが韓国人」といった表現のほうが身近に聞かれるようになってきました。それは自分を適切に表現してくれる言葉がないからか、特にそのような言葉が必要でないからかもしれませんが、ソロではそうした人も気軽にアクセスできる場の必要性から「コリアにルーツがある人」と表現することにします。ただし文脈によっては、権利主体としての「在日コリアン」や、歴史的存在としての「在日朝鮮人」と表現することもあります。